メタルワイヤーラックの主要メーカー&ラインナップまとめ

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メタルワイヤーラックの主要メーカー&ラインナップまとめ

メタルワイヤーラックはエレクター、ドウシシャ、アイリスオーヤマのほかにも、様々なメーカーや販売店が扱っています。しかも、それぞれのラインナップは一様ではありません。サイズバリエーションが豊富なものもあれば、逆に絞り込むことで価格を抑えているものもあります。オプションパーツについても同様です。

そこで今回は、市場全体を俯瞰したうえでじっくりと検討したい方のために、主要メーカーおよびラインナップについてまとめてみました。かなり簡略化したつもりですが相当なボリュームなので、覚悟してお読みください。

※この記事は2024年8月13日時点の情報に基づいています

エレクター

【25mm】ベーシックシリーズ

元祖スチールワイヤーラックと言えば「エレクター」です。家庭用のホームエレクターは2023年から「エレクターシェルフ・ベーシックシリーズ」にリニューアルされました。

ベーシックシリーズは業務用の「スーパーエレクター」を家庭用にスペックダウンして価格を抑えたシリーズと言えます。とは言え、幅90×奥行45×高さ190cmの5段で税込36,383円(フロアーズの場合)ですから決して安くはないです。

現在はクロムメッキのほか、ホワイトとブラックがあります。また、6色カラーオーダー&1インチ刻みのサイズオーダーも可能です。オプションパーツも豊富に揃っています。

ヴィンテージエディション

エレクターシェルフベーシクシリーズには「ヴィンテージエディション」という別ラインがあります。 メッキではなくエイジング塗装で仕上げられており、ウッドシェルフには杉の無垢材が使われているなど、アンティークな風合いです。

価格は幅90×奥行45×高さ190cmの5段で税込36,383円(フロアーズの場合)ですから、ワイヤーシェルフであればクロムメッキなどと同じ価格です。なお、オプションパーツはクロムメッキなどと比べると少ないです。

【25mm】スーパーシリーズ

ゴールドライン

スーパーシリーズ、スーパーエレクターは、ベーシックシリーズよりも耐荷重が大きいことがひとつの特徴です。ベーシックの棚板が1枚あたり135kgなのに対し、スーパーは250kgとなっています(幅90×奥行45cmの場合)。また、ベーシックのポールはSUS430ステンレスですが、スーパーは耐食性や強度に優れたSUS304ステンレスでできています。

ゴールドラインはスーパーシリーズの中で標準グレードと言えます。価格は 幅90×奥行45×高さ190cmの5段で税込61,300円(フロアーズの場合)です。ベーシックの2倍近くとなります。

プラチナライン

プラチナラインはステンレスエレクターとも呼ばれます。ポールだけでなく、棚板もポールキャップもアジャストボルトもSUS304ステンレスです。より高い耐食性が求められる、調理場や医療現場などで用いられます。

価格は幅90×奥行45×高さ190cmの5段で税込117,300円(フロアーズの場合)。ベーシックの3倍以上、ゴールドラインの2倍近くもする計算です。

ダイヤモンドライン

ダイヤモンドラインはオールステンレスエレクターとも呼ばれます。テーパー(留め具)までもがSUS304ステンレス製で、まさしくオールステンレスです。

価格は幅90×奥行45×高さ190cmの5段で税込117,300円(フロアーズの場合)。プラチナラインと同額ですが、プラチナラインの奥行が30cmから90cmまで7サイズあるのに対し、ダイヤモンドラインは45cmと60cmの2サイズのみとなります。

なお、スーパーエレクターには430ソリッド、304ソリッドADタイプなどもありますが、ワイヤーシェルフではなくフラットな棚板なのでここでは割愛します。詳細は以下をご確認ください。

ファーストシリーズ

ファーストシリーズは元々スタンダードエレクターと呼ばれていたものです。その名の通り、最初のエレクターで、ポールではなくラダーフレームを採用しています。

材質はベーシックシリーズと同じクロムメッキのクリアコーティング仕上げ。一方で、華奢に見えますが、棚板1枚あたりの耐荷重はスーパーエレクターと同様に250kgあります。奥行30cmのSシリーズ、同45cmのMシリーズ、同60cmのLシリーズがあります。

価格は幅90×奥行45×高さ185cmの5段で税込54,000円。ベーシックシリーズと比較すると約1.5倍ですが、線が細くてスッキリして見えることや耐荷重が大きいことを考慮すると妥当なところでしょう。

 

ドウシシャ

【25mm】プレミアム

現在、スチールワイヤーシェルフでもっともシェアを多く握っているのがドウシシャの「ルミナスラック」です。中でもプレミアムシリーズは高い抗菌性と防さび性を誇るすず・・メッキを施したハイエンドモデルです。

価格は幅91.5×奥行46×高さ184.5cmの5段で税込31,800円(ルミナスクラブショップの場合)となっています。エレクターベーシックよりも少し安いくらいですね。

【25mm】レギュラー

ルミナスレギュラーはその名の通り、ルミナスラックの標準モデルです。棚板1枚あたりの耐荷重はスーパーエレクター同等の250kgとなっています。

それでいて価格は幅91.5×奥行46×高さ179.5cmの5段で税込14,800円(ルミナスクラブショップの場合)。エレクターベーシックの半値以下、スーパーの1/4以下で済みます。

【25mm】スリム

ルミナススリムはその名称からポールが細いと誤解されるかもしれませんが、そうではありません。棚板1枚あたりの耐荷重を135kgに抑えることで手頃な価格を実現したネット専売モデルです。幅91.5×奥行46×高さ179.5cmの5段で税込12,800円(ルミナスクラブショップの場合)と少し手頃になっています。

なお、こちらは棚板のワイヤーの張り方向が縦(前後方向)ではなく横(幅方向)です。そのため、本を並べるのに適しています。

【25mm&19mm】エコノミー

ルミナスには、エコノミーラック、メタルワイヤーラック、ルミナス互換ラックなどと呼ばれる価格訴求モデルもあります。棚板のワイヤーの本数が少ないため、1枚あたりの耐荷重は80kgと小さいですが、ホームユースなら十分と言えるレベルです。ワイヤーの張り方向はスリムと同じく横となります。

価格は幅91.5×奥行46×高さ178.5cmの5段で税込7,980円(ルミナスクラブショップの場合)。レギュラーの半値近い価格です。

【22mm】WR22

ルミナスラックはポール直径25mmと19mmが基本ですが、ニトリを意識したと思われるポール直径22mmの商品も存在します。価格は幅85.5×奥40.5×高174cmの5段で税込5,980円です(ルミナスクラブショップ楽天市場店の場合)。

価格はニトリの同等サイズ(税込6,990円、送料別)よりも安いですが、同様にクリアコーティングは施されておらず、キャスター以外は基本的にルミナスラックと互換性がありません。数年でサビても気にならなければどうぞ。

【19mm】ライト

ルミナスライトはポール直径が19mmの軽量ラックです。とは言え、棚板1枚あたりの耐荷重は150kgあります。

価格は幅89.5×奥行34.5×高さ174.5cmの6段で税込28,600円(ルミナスクラブショップの場合)。レギュラーよりも2倍近くも高価な理由はロットが少ない(量産効果が低い)からと考えられます。基本的には耐荷重を求めつつ、小型のラックが必要な場面で使うものです。

【19mm】フィール

ルミナスフィールはルミナスライトを特定の用途向けにセットしたシリーズと言えます。ワゴン、すき間ラック、書棚、天井つっぱりラックなどがラインナップされています。全てルミナスで統一したいという場合は除き、あまり必要性は感じられません。

【12.7mm】スーパーライト

ルミナススーパーライトはポール直径12.7mmのシリーズです。主にキッチンで調味料ラックやシンク下ラックとして使う小型のラックです。既にラインナップが縮小しており、後述するミニラックに譲る予定のようです。

【25mm】ノワール

ルミナスノワールは現在、カラータイプのルミナスラックでもっとも売れているシリーズです。メッキではなくブラック系の粉体塗装を施しています。ガードレールやエレクターベーシックのホワイトおよびブラックにも使われている、キズに強くサビにくい塗装です。

サイズバリエーションはレギュラーと比べて幅と奥行が一回りコンパクトになります。価格は幅81×奥行41×高さ178.5cmの5段で税込13,800円(ルミナスクラブショップの場合)。棚板1枚あたりの耐荷重は80kgしかないにもかかわらず、レギュラーの近似サイズとほとんと変わらない価格です。サイズ感も含め、コスパではなく見た目で選ぶ商品と言えましょう。

【25mm】エリソン

【公式】エリソンラック

エリソンラックは基本的にはノワールと同等のスペックで、ホワイト・ベージュ・グレーの3色が用意されています。ノワールほどラインナップは多くありませんが、それに次ぐセット品のバリエーションやオプションパーツが用意されています。

価格は幅81×奥行41×高さ174cmの5段で税込13,800円(ルミナスクラブショップの場合)。キャスターが別売であることを考えると、ノワールより若干コスパが悪いと言えるかもしれません。

【25mm&19mm】ラテ

【公式】ルミナスラテ

ルミナスラテはエリソンラックからスピンアウトしたシリーズです。エリソンラックの3色の中ではホワイトがもっともよく売れるので、ホワイトだけラインナップを拡充したかたちとなります。ポール直径25mmに加え、19mmのコンパクトなラックも用意されています。

なお、エリソンラックのホワイトとルミナスラテはまったく同じ色です。よって、ポール直径25mmのものに関してはエリソンラックのホワイトのパーツを組み合わせることができます。

【25mm】エクステリア

【公式】ルミナスエクステリア

ルミナスエクステリアは屋外用のルミナスラックです。キズに強く高い防サビ性が期待できるポリエステル樹脂塗装を施しています。ブラック、グレー、ベージュの3色で、幅は91cmと121.5cm、奥行は46cm、高さは90cmとなっています。

【19mm&12.7mm】ガーデンラック

【公式】ルミナスガーデンラック

ルミナスガーデンラックは植木鉢などをディスプレイするのに最適な屋外用のルミナスラックです。ただ、前述のエクステリアのようにポリエステル樹脂塗装ではなく、ノワールのようなハンマートーン調の粉体塗装で仕上げられています。塩水噴霧試験をクリアしていることから、ノワールよりも防錆性能は高そうです。

ポール直径19mmタイプはベントポールが採用されており、安定性が高められています。

【19mm】ブラック

【公式】ルミナスブラック

ルミナスブラックはクロムメッキのルミナスライトにクリアブラックを上塗りしたような質感です。ノワール以前から存在しており、そのうち廃番になるんだろうなと思っていましたが、未だ根強い人気があるようです。棚板とポールがオプションパーツとして用意されています。

【19mm】カラーラック

【公式】ルミナスカラーラック

ルミナスカラーラックは現在、ホワイト、ベージュ、ブラウン、グレー、ブラックの5色が揃った小型のラックです。木製のカラーボックスでは心許ないと感じる方に選ばれているのだと思います。

【12.7mm】ミニラック

【公式】ルミナスミニラック

ルミナスミニラックはスーパーライトシリーズ同様のポール直径12.7mmの小型ラックです。テンションラックも用意されており、基本的には調味料ラックなどとして使われるイメージです。

 

アイリスオーヤマ

【25mm】メタルラック(MR)

スチールワイヤーラックは「メタルラック」と呼ばれることが多いですが、実はアイリスオーヤマの商標です。メタルラックのラインナップは明確に体系化されているとは言い難く、捉えにくいのが実情です。

基本の「MR-」から始まる品番のメタルラックは棚板1枚あたりの耐荷重がサイズにより100~250kgとなっています。価格は幅91×奥行46×高さ178.5cmの5段で税込14,580円(アイリスプラザの場合)ですから、ルミナスレギュラーと同等と言えるでしょう。ただし、エレクターやルミナスのようにクリアコーティングは施されておらず、キャスターは別売です。

【25mm】高耐荷重モデル(MR-K)

メタルラックにはMRから始まりKで終わる品番の高耐荷重モデルというのがあります。高耐荷重モデルはルミナスレギュラーのように棚板の底面に反り止め(補強桟)が入っており、棚板1枚あたりの耐荷重300kgを実現しています。幅は1200mmと1500mm、奥行は460mmと610mmのそれぞれ2サイズ展開で大型です。

【25mm】メタルシェルフ(SE)

メタルシェルフは山善の登録商標ですが、メタルラックの廉価版の商品名として現在も使われています。アイリスオーヤマのメタルシェルフはSEから始まる品番で、ルミナスラックで言うとルミナス互換ラックに相当する、価格訴求商品です。棚板1枚あたりの耐荷重はサイズにより75~100kgとなります。

価格は幅91×奥行46×高さ178.5cmの5段で税込7,480円(アイリスプラザの場合)。クリアコーティングなし、キャスター別売ですが、ルミナス互換ラックとほぼ同じ価格で送料無料というのはお得に感じられるかもしれません。

【19mm】メタルミニ(MTO)

メタルミニはポール径19mmで、メタルラックよりも全体的にコンパクト、かつ耐荷重も必要最低限のシリーズです。棚板やポールのサイズバリエーション、オプションパーツも充実しています。棚板1枚あたりの耐荷重はサイズにより50~75kg。すべてクロムメッキです。

価格は幅80×奥行35×高さ174.5cmの5段で税込10,350円です(アイリスプラザの場合)。ルミナスライトに比べると手頃ですね。

【19mm】メタルシェルフ(SEM)

SEMから始まる品番のメタルシェルフは、メタルミニの廉価版という位置付けです。ポール径25mmのメタルシェルフ(SE)と同様に、棚板のワイヤーの本数と耐荷重が少なくなります。棚板1枚あたりの耐荷重は50kgです。メタルシェルフ用の別売棚板も用意されています。

価格は幅80×奥行35×高さ174.5cmの5段で税込9,030円(アイリスプラザの場合)。標準のメタルミニと比較すると10%ほどしか安くはなりません。

【19mm】カラーメタルラック

カラーメタルラックは原則としてCMから始まる品番で、ポール径は19mmとなっています。ただし、「コンパクトタイプ」だけはCBMから始まる品番です。CM品番は棚板1枚あたり耐荷重が50kgでメタルシェルフ(SEM)同等なのに対し、CBM品番は15kgしかないことが品番を分ける理由になっているのかもしれません。

カラーメタルラックはクロムメッキではなく粉体樹脂塗装で、現在はホワイト、ライトグレー、ダークグレー、ブラック、ブラウンの5色を基本としています。フリーラックのほか、ウッドボード付き、ペール上ラック、ワードローブ、ワゴン、デスク、テーブルなど、ニーズに応じた様々なバリエーションが用意されています。別売棚板などのオプションパーツもあります。

価格は幅75×奥行35×高さ180cmの5段で税込8,340円(アイリスプラザの場合)となっています。なお、ポール直径25mmのカラーパンチングラックはメタルラックではなくカラーメタルラックのカテゴリーとされる場合もあります。

【12.7mm】メタルスリム

メタルスリムはMKから始まる品番で、ポール径は12.7mmとなっています。現在はラインナップが少なくなりつつあります。棚板は一般的なワイヤーシェルフを裏返したような構造で、4周に柵があります。こぼれ止めの役割を果たす一方で、棚板1枚あたりの耐荷重は16kgしかありません。別売の棚板やポールなども用意されています。

 

山善

【25mm】おうちすっきりラック

山善は以前はルミナスラックのような感じでクロムメッキの「メタルシェルフ」をケイヨーD2などで展開していましたが、ここ数年はホワイト&ブラックの2色展開の「おうちすっきりラック」を販売しています。サイズバリエーションは多いとは言えず、オプションパーツも木製棚板シート、コの字バー、キャスターのみです。

価格は幅86.5×奥行39×高さ159cmの5段で税込10,999円(山善くらしのeショップの場合)。木製棚板シート2枚付き。棚板1段あたり耐荷重は50kgしかありません。

 

ILC(アイ・エル・シー)

【25mm】プロフェイス

ILC(アイ・エル・シー)の「プロフェイス」は燕三条製、つまり日本で作られるワイヤーシェルフです。幅90×奥行46×高さ182cmの5段タイプで税込67,000円(プロフェイス公式Yahoo!店の場合)。すべてクロムメッキなのにポールがステンレスのエレクターベーシックよりも高価です。

しかしながら、プロフェイスはむしろガルバリウムとステンレスのソリッドシェルフがメインとなっています。こちらはスーパーエレクターと比較しても割安感があるので、そちらをご検討いただく方が良いでしょう。

 

エイ・アイ・エス

【25mm】スチールラックSR

スチールを使った組立家具で一定のシェアを持っているエイ・アイ・エス(AIS)ではワイヤーシェルフも扱っており、意外とラインナップが充実しています。

スチールラックSRは棚板1枚あたりの耐荷重が200kgとなっています。ただ、最大サイズは幅90×奥行45×高さ150cmの4段で、ラインナップは少ないです。このサイズで税込15,000円と価格も安くはありません(AIS直営スチールランドの場合)。

【25mm】スチールラックYSR

スチールラックYSRは棚板1枚あたりの耐荷重が65kg。つまりルミナス互換ラックと同程度ですが、幅90×奥行45×高さ180cmの5段で税込12,900円(AIS直営スチールランドの場合)というルミナスレギュラー並みとなっています。一応、別売の棚板やキャスターはあります。

【25mm】ネーロ

ネーロはルミナスノワールのようなブラック系ハンマートーン塗装のワイヤーシェルフです。棚板1枚あたりの耐荷重は65kgとなっています。

価格は幅90×奥行45×高さ180.3cmの5段で税込13,500円(AIS直営スチールランドの場合)。サイズ以外はノワールにかなり似ています。オプションパーツもあります。

【19mm】スチールラックJSR

スチールラックJSRはポール直径19mm、ラック全体の耐荷重が40kgとなっています。棚板サイズは幅60×奥行35cmのみで高さは4サイズあります。

【19mm】スチールラックNS

スチールラックNSはポール直径19mmのカラーラックです。ホワイト、ブラウン、グリーン、イエロー、ピンクの5色が基本となっています。幅は45cm、60cm、75cmの3サイズ、奥行は25cmと35cmの2サイズ、高さは62cmのみです。棚板1枚あたりの耐荷重は40kgです。

【14mm】ミニラックKS-MR

ミニラックKS-MRは直径14mmという珍しいポールを採用しています。キッチンで鍋や調味料を置いたり、洗面化粧台下の扉内を収納するのに良さそうなサイズ展開となっています。耐荷重は棚板1枚あたり30kgとなっています。

 

ニトリ

【22mm】スチールラックCUSTOM

他社がポール直径25mmを基本とする中、ニトリのスチールラックCUSTOMはポール直径が22mmとなっているのが特徴のひとつです。また、クロムメッキだけでなく、ホワイトとブラックも揃えています。ただし、サイズラインナップは多くなく、オプションパーツは棚板と棚板シート、キャスターだけです。

価格は幅85×奥行40×高さ181.5cmの5段で税込6,990円(ニトリ楽天市場店の場合)。棚板1枚あたりの耐荷重は40kgとなっています。

【19mm】スチールラックSTANDARD

スチールラックSTANDARDはポール直径19mm、棚板1枚あたりの耐荷重は約30kgです。CUSTOMと同様に、クロムメッキ、ホワイトとブラックの3色が用意されています。また、サイズラインナップは多くなく、オプションパーツが少ないのも同様です。

価格は幅84.5×奥行29.5×高さ151.2cmの5段で税込5,990円(ニトリ楽天市場店の場合)となっています。

【15mm】スチールラックLT

スチールラックLTはルミナスカラーラックのようなカラーボックスサイズのワイヤーラックです。ポール直径は珍しい15mmを採用しています。棚板1枚あたりの耐荷重は20kgです。

カラーはホワイトとブラックの2色。オプションパーツとして、棚板、棚板シート、キャスターも用意されています。

 

無印良品

ステンレスユニットシェルフ

無印良品・ステンレスユニットシェルフ・ステンレスワイヤー追加棚

出典:無印良品

無印良品のステンレスユニットシェルフにはステンレスワイヤー追加棚が用意されており、これを組み合わせることでエレクターファーストシリーズのように使うことができます。材質はもちろんステンレス。棚板1枚あたりの耐荷重は30kgとなっています。

価格は幅86×奥行41×高さ175.5cmの5段で税込46,010円(無印良品ネットストアの場合)。エレクターファーストシリーズと比較すると耐荷重は小さいですが、クロムメッキではなくステンレスでありながら価格が安いのは魅力と言えるでしょう。

 

カインズ

【25mm】インテリアラック

カインズ(CAINZ) インテリアラック 幅90 5段 ポール径25mm M62 メタルラック キャスター付き

カインズでは価格重視のポール直径19mmが基本で、25mmのインテリアラックはそれを補完するという位置付けです。そのため、25mmのラインナップは3つしかなく、オプションパーツも少ないです。

棚板1枚当たりの耐荷重は40kg。価格は幅90.7×奥行45.8×高さ181.8cmの5段で税込7,980円(amazonカインズストアの場合)となっています。

【19mm】インテリアシェルフ

カインズ(CAINZ) インテリアシェルフ 幅87 4段 ポール径19mm M8 スチールラック 収納 棚

ポール直径19mmのインテリアシェルフは幅4サイズ、高さ3サイズ展開となっています。奥行は30cmで共通です。また、一部サイズはクロムメッキに加え、アイボリーとホワイトもあります。

棚板1枚あたりの耐荷重は75kg。価格は幅87.2×奥行30×高さ159.5cmの5段で税込6,980円です(amazonカインズストアの場合)。

 

IKEA

OMAR

IKEA・OMAR オマル1シェルフセクション, 92x36x181 cm

出典:IKEA

IKEA(イケア)のスチールワイヤーラック「OMAR(オマル)」は競合他社とは様々な点で異なります。まず、ワイヤーが棚板上面から側面に掛けて曲げられた構造であること。そのため、棚板中央が盛り上がってしまっています。また、クロムメッキではなく亜鉛メッキです(一部サイズは粉体塗装)。なので、屋外でも使用可能とされています。

ラインナップはそれなりにありますが、別売の棚板やポールはありません。耐荷重は不明です。価格は幅92×奥行36×高さ181cmの6段で税込7,998円(ikea.comの場合)。

 

以上、メタルワイヤーラックの主要メーカーとそのラインナップをまとめてご紹介しました。これを書き上げるのは骨が折れましたが、読まれた方もかなりお疲れになったと思います。

ともあれ、ハイスペックなものをお求めならスーパーエレクターやルミナスプレミアム、プロフェイスあたりでしょうけど、家庭用ならそこまで高価なものは必要ありません。で、結局どれが良いのかと考えると、価格もそんなに変わらないならもっとも売れているルミナスラックのシリーズのどれかから選ぶのが合理的という判断になるのが普通だと思います。

ルミナスラックなら予算やインテリアの好みに合わせて最適なシリーズを選ぶこともできますし、オプションパーツも充実しています。ホームセンターで手に入ることも多いです。総合的に考えると、やっぱりルミナスラックが正解だと思いますよ。

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