ニトリのスチールラックより安い！ポール径22mmルミナス非互換ラック

ニトリのスチールワイヤーラックは現在、ポール直径22mmの「CUSTOM」と同19mmの「STANDARD」、同15mmの「LT」の3本柱となっています。ドウシシャ、アイリスオーヤマ、エレクターの大手3社がポール直径25mmを主力とする中、ニトリは少しでもコストを下げて価格で勝負しているのです。

では、ニトリは他社製品よりも安いと言えるのでしょうか。実はルミナスラックのブランドを持つドウシシャには、ニトリのスチールラックCUSTOMよりも安いメタルワイヤーラックがあるのです。

※この記事は2024年7月23日時点の情報に基づいています

ドウシシャ・ポール径22mm非互換ラック

ドウシシャの「ルミナスラック」はポール直径25mm、19mm、12.7mmのラインナップを持っています。しかし、実は2022年からニトリ対抗と思しきポール直径22mmの「メタルワイヤーラック WR22」という商品を販売しているのです。

幅は85cmのみ、高さは4段（151cm）と5段（174cm）のみですが、さすがニトリを意識しただけあって魅力的な商品となっています。

ニトリCUSTOMとの比較

4段

^{※価格はルミナスクラブショップ楽天市場店およびニトリ楽天市場店の場合（以下同）}

5段

上表はドウシシャのφ22mmラックと同サイズのニトリCUSTOMラックを比較したものです。

ドウシシャ製φ22mmラックの品番はWR22から始まるのが基本のはずですが、公式ショップでは得意先との競合を避けるためにOKMから始まる品番に変えているようです。

ドウシシャWR22ラックとニトリCUSTOMラックのスペックを比較すると、主な違いは耐荷重とカラーバリエーションにあると言えます。メーカーにより基準は異なるものの、ドウシシャのほうが耐荷重が大きいです。また、ニトリはクロムメッキのほか、ホワイトとブラックの粉体塗装モデルがあります。

そのほか、ニトリCUSTOMラックなら棚板を追加で購入することができますが、ドウシシャWR22ラックにはその用意がありません。

そんなこんなで、ドウシシャWR22ラックはニトリCUSTOMラックよりも1千円ほど、約14～17％も安くなっています。商品価格そのものはもちろん、送料無料なのが魅力的ですよね。

というわけで、あくまで価格重視ということなら、ドウシシャの非互換WR22ラックはオススメです。一方で、将来的に棚板を追加できたほうが良い場合やホワイトやブラックを希望される場合はニトリのCUSTOMラックを選ばれたほうが良いと思います。

個人的には、スチールワイヤーラックは組み替えできたほうが良いと思うので、この二者択一ならニトリのほうが良いかもしれないと思ったりもします。ただし、耐荷重であったり、ポールの分割や延長なども考えると、最低でもクリアコーティングを施すことで防錆性を高めるなどしたルミナス互換ラックがオススメというのが本音です。水回りでなくともクロムメッキだけでは数年でサビてきますからね。

ルミナス互換ラック EL25

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