スチールワイヤーシェルフと言えばホームセンターで買うというのが一般的です。DCMやコーナン、カインズ、ナフコ、コメリのほか、ニトリでも購入できます。
しかし、意外と無印良品でも販売しているということをご存じない方もいらっしゃるのでは?
というわけで、今回は無印良品のワイヤーシェルフを紹介したいと思います。
無印良品/ステンレスワイヤー追加棚
無印良品にはパイン材のほか、スチール、ステンレスのユニットシェルフがあります。その中のステンレスユニットシェルフに「ステンレスワイヤー追加棚」というワイヤーシェルフのオプションパーツが用意されているのです。
材質はその名の通り、ステンレス。「ステンレスエレクターシェルフ」と同じ材質です。
サイズラインナップ
幅タイプ | サイズ(mm) | 税込価格 |
---|---|---|
84cm | 820×400×25 | 5,490円 |
56cm | 540×400×25 | 4,490円 |
42cm | 400×400×25 | 3,990円 |
ステンレスユニットシェルフのステンレスワイヤー追加棚のサイズラインナップは、突板棚板やステンレス棚板とほぼ同じ3サイズです。ただし、ステンレス棚板のように幅112cmタイプはありません。
価格はステンレス棚板と同じで、オーク突板よりは最大1千円高く、ウォールナット突板よりは最大5百円高くなっています。決して安くありませんが、ステンレスエレクターに比べれば1/4程度です。もっとも、ステンレスエレクターの耐荷重は棚板1枚あたり250kg、無印良品は30kgですから、比較するのは適切ではないでしょう。
なお現在、どういうわけかステンレスワイヤー追加棚はオンラインショップでも店舗でも在庫がほぼない状態です。一方で、2点セットならオンラインショップで購入可能という状態になっています。2023年秋冬カタログには掲載されているものの、スチール棚板とともに販売を終了する意向かもしれません。
組み合わせや価格がシミュレーターで確認できる
ステンレスユニットシェルフにはステンレスワイヤー棚板をセットした商品はありません。自分で帆立と追加棚板、クロスバーを組み合わせる必要があります。
組み合わせの可否やサイズ感、価格などがイメージしにくいところですが、web上で「ユニットシェルフの組み合わせシミュレーター」を使うと良いでしょう。価格も瞬時に算出できるので便利です。
無印良品のワイヤーシェルフの使いどころ
無印良品のワイヤーシェルフはステンレスエレクターに比べれば価格が手頃ですが、棚板1枚あたりの耐荷重が少ないだけでなく、ちょっとした振動でもグラグラ揺れます。なので、重量物を乗せる目的で導入するのは得策ではありません。
あくまで既にステンレスユニットシェルフを使っている場合、または突板棚板やステンレス棚板と使い分ける際に、ホコリが積もらないことを目的として使うのが良いでしょう。もしくは、サビにくいステンレスだからこそ水回りで使うイメージでしょうか。
でも、それならドウシシャの「ルミナス プレミアム」を使ったほうが合理的かと個人的には思います。ルミナスプレミアムはステンレスではなく錫メッキですが同様にサビに強く、耐荷重は棚板1枚あたり90kg、価格は無印良品の幅84×高さ175.5cmの5段が税込46,010円のところ、ルミナスプレミアムの同等サイズならクリアキャスター付きでも同25,800円で済みます。
とは言え、線が細くてスタイリッシュな無印良品のステンレスユニットシェルフも素敵です。あまり重いモノを乗せない前提であれば、使ってみたい商品ではありますね。くれぐれも販売終了とならないことを祈るばかりです。
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