10年ほど前までは、カタログ通販で食洗機を置くための隙間用メタルラックが販売されていました。より正確に言うと、当時も需要はイマイチ多くなかったようで、扱われたり扱われなかったりということを繰り返していたように思います。
我が家(賃貸アパート)では食洗機を置く場所を確保しつつ、上段に収納スペースを設け、下段にゴミ箱を置くために、アイリスオーヤマの「メタルラック」を設置していました。
ただ、食洗機から蒸気が出るため、10年も経つとメタルラックではサビが出てしまいました。また、ワイヤーシェルフだと食洗機を置くときに不安定で、プラスチックダンボールをカットして敷かないといけないという不便さもありました。
そこで今回は、クリアコーティングを施したルミナスラックならどのような組み合わせにすれば良いか考えてみたいと思います。
※この記事は2023年2月19日に大幅に書き改めました
ルミナス・プレミアム
もっとも理想的なのは「ルミナス・プレミアム」をベースにすることだと思います。ルミナス・プレミアムはすずメッキなので高い防錆性と抗菌力で安心です。さらに、ソリッドシェルフが1枚セットされているので、食洗機を置きやすいのがメリットと言えます。
ラックを高脚式にしてゴミ箱を設置したい場合は、ワイヤーバーの幅61cmを2本と幅46cmを1本組み合わせれば完璧です。その場合は棚板が1枚余ることになるかもしれません。
なお、キャスターではなくアジャスター脚をセットしたほうが安定感がありますが、配線やホースを調整する際のことを考えるとキャスターを使ったほうが便利です。
ルミナス・ライト
ルミナスラックのスタンダードは棚板1枚あたりの耐荷重が250kgの「ルミナス・レギュラー」ですが、食洗機より重いモノを乗せない場合は同じく耐荷重135kgの「ルミナス・ライト」でまったく問題ありません。ナイロンキャスターも付属しています。
食洗機を置く段には「リバーシブル ウッドシート」を敷くか、「ウッドシェルフ」を使うと、より安定感が増すでしょう。ラックを高脚式にしてゴミ箱を設置したい場合は、ワイヤーバーの幅61cmを2本と幅46cmを1本組み合わせれば完璧です。
ルミナス・ラテ
食洗機メーカー最大手のパナソニックの現行モデルは奥行が344mmです。それならラックの奥行は46cmも要らないわけで、奥行41cmの「ルミナス・ラテ」で十分と言えます。
ルミナス・ラテならホワイト色なのでキッチンに合わせやすいというお宅も多いと思います。クリアコーティングは施されていませんが、粉体樹脂塗装なのでサビる心配は少ないです。
奥行方向をシステムキッチン正面に向けた状態で下段にゴミ箱を置いた場合は、コの字バーがちょっと邪魔になりますけど、ゴミ箱を少し持ち上げて出し入れするようにすればさほど問題ないと思います。気になる場合は、ワイヤーバーの幅61cmを2本と幅41cmを1本セットしてください。
ルミナス・ノワール
ブラック系が良い場合は「ルミナス・ノワール」をチョイスするのが良いでしょう。前述のラテのセットと同様に、こちらのセットもソリッドシェルフが1枚付いています。また、ナイロンキャスターも付属します。
下段にゴミ箱を設置するために高脚式にしたい場合は、ワイヤーバーの幅61cmを2本と幅41cmを1本組み合わせてください。
ルミナス・ライト
幅61cmのルミナスラックでは食洗機を収めるのにギリギリすぎるのではないかと心配な方にはポール径19mmの「ルミナス・ライト」はいかがでしょうか。ポール径19mmでも棚板1枚あたりの耐荷重は約150kgありますから心配ないと思います。
下段にゴミ箱を置きたい場合は、ワイヤーバーの幅64.5cmを2本と幅34.5cmを1本セットすれば万全。残念ながら、ソリッドシェルフや棚板シートの用意はありませんので、市販のポリプロピレンシートなどをカットして敷いていただければと思います。
以上、食器洗い乾燥機を置くのに最適なルミナスラックの組み合わせを5通り紹介しました。
個人的には、ソリッドシェルフが1枚付いていて、防錆・抗菌に優れたルミナス・プレミアムの組み合わせがもっとも安心できるのではないかと思います。
逆に、コスパ重視ならルミナス・ラテでしょうね。棚板を1枚追加しても1.5万円以下で済みます。
ちなみに、我が家で下段に収めていたゴミ箱はトンボ(新輝合成)の「スーパーバッグホルダー」です。これを前後に2つ並べて、計5分別にしていました。シンプルな構造なので使い勝手は良いですよ。
■ ルミナスラックをオススメする理由 ■
- シェアNo.1だからパーツの入手&拡張などが簡単
- クリアコーティングor粉体樹脂塗装でサビに強い
- ルミナスクラブ会員なら全品1年間交換保証で安心
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