木製の本棚にたくさん本を収めて、棚板がたわんでしまった経験はないでしょうか?
木製の組立家具に多いのは棚板1枚あたりの耐荷重が10kg程度のもの。対して幅90cm程度の本棚の1段にずらっと単行本を並べた場合、その重量は棚板1枚あたりの耐荷重を超える25kgほどです。そう考えると、棚板がたわんでしまうのは至極当然なわけですね。
木製棚板の場合、芯材がフラッシュ合板(=中空構造)ではなく、いわゆるベタ芯(=パーティクルボードが詰まった構造)であったり、ハニカムコア合板やLVL合板といった強度の高い合板であったり、棚板の厚みが25mm以上のものであれば、棚板1枚当たりの耐荷重が30kgを超えることもあります。しかし、それ以上となるとやはり金属製または金属部品とのハイブリットである必要があると言えるでしょう。
ハイブリッド書棚は高価
上写真の本棚のように、アルミで補強されたハニカムコアの棚板で、棚板1枚あたりの耐荷重40kgを実現した本棚(いわゆるハイブリッド書棚)もあります。しかし、こういった本棚はそれなりに高価です。
一方で、スチール製であればもっと安く済みます。
意外と耐荷重が小さいスチール書棚
こういうスチール製の本棚は私も子供部屋で使ってましたが、シンプルかつ合理的で良いと思います。
ただし、意外ですが、これは棚板1枚当たりの耐荷重は15kgしかありません。下の商品に至っては、耐荷重の記載がありません。
ルミナスラックなら頑丈でコスパ良し
対して、ポール径19mmの「ルミナス フィール 突っ張りテンションラック10段 MD90-10T」。
棚板1枚あたりの耐荷重は40kg。幅約90cmで10段ですから単行本850冊くらいOK。一般的なスチールワイヤーシェルフとワイヤーの向きが異なるので、普通に本を並べてもすき間から落ちることはありませんし、サイドにはサポート柵があるので横から落ちる心配もナシ。
しかも、突っ張り式、可動式のディバイダー(本立て)付き。これで2万円ちょっとですからコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。もちろん、他のルミナス19mmシリーズのオプションが使えますし、拡張性が高いというのもこれを選ぶ大きなメリットです。
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